金は命を買えるのか

今日、哲学の講義のときに最も親しい友達と少し話した。(私語である)
金で何でも解決できるという人がいるが、これってどうかということ。
そこで俺は以下のように考えた。
1.いくら払えば死んでくれるか。
2.即、死んでくれと頼むとしたらそれにいくら払えばいいのか。
3.受け渡しは現金ではなく、契約という形で一書類上で支払うという条件を受け入れるとしたら、その手数分いくら払えばいいか。
※債務に苦しみ、家族が苦しまないようにとか考えてるひとを対象にしたわけじゃなくて、一般に金はすべてだと考えてる人向けの問題であることを踏まえてほしい。
※こんな契約は民法上成立しないことになっているのだが、例えで。(まぁこれも金で解決できるのかな?笑)
心理からして、こんな契約を受け入れる人間は居ないだろう。
たとえどんな大金を得ようとも、死んでしまったら元も子もない。
命は金よりも極めて希少で他に類を見ないことは明らかだ。
今日のニュースで、アメリカのヘッジファンドのボスの収入ランキングで2000億円(17億ドル)も貰った人がいたみたい。恐ろしい額。日本の運用会社だったら、大きなファンドだよ。
てか、ありえない数字。
普通は、利益の3%がファンドマネージャの報酬になるのだが、そう考えるとあの人7兆円以上は確実に稼がないとそんなに貰えないはず。
んな馬鹿な。
報酬の割合が大きすぎるように感じる。よく顧客が納得するなぁ。ん?そもそも自己資金なのかな??どういう性格の運用会社かわからんからなんとも言えん。
こんな金持ちでさえ健康に気を使い、教育に力を入れて、環境を守ろうとして莫大な金を使っている。それでも効用が最大かというと疑問だ。
世界の大金持ちがいくら寄付しようとも、その成果は微々たるもののようだ。
まぁその微々たるものが重要なのだが。