俺の強がりか

馬鹿馬鹿しいが、ちょっと書いてみたい。(金の話)
できることなら、フェラーリBMWを持ち、超可愛くて美人な彼女がいて、毎日ススキノへ行って死ぬ寸前まで飲みグデングデンになっても、すぐ帰れるくらいの距離に住めて、家は超でかくて、本も買い放題!だったらな〜〜〜〜〜ってチラッと思ったりしたが、最近違う。
今月はずっと金欠なこともあり、貧乏性が根付いてしまったようだ。
いろんな勉強をする時間と集中力、あと食うに困らないくらいの金がほしいなと。
幸せってなんだろうか…。
こんなことを考えると、ウチの先生を思い出す。
あんなに成功した人なのに、超質素。
研究室には子供用の弁当箱に柿の種があり、いつもポリポリ食べている。冷蔵庫には野菜ジュースと水が入っていて、となりにある引き出しタイプの棚にはどこかで貰った紙袋がいくつかある。
車はトヨタ。絶対に中古車。
どういうことだろうか。
外資の投資顧問で運用本部長(ファンドマネージャのボスな感じ?笑)や本社の投資委員会の委員にもなってた人が、あんなに質素でいいのだろうか。
良い悪いの問題じゃないけど、世間一般が持つファンドマネージャのイメージとはかけ離れすぎている。
俺が持つ「満足」とはなんだろうか。
高級車を買うことだろうか。アホみたいに高い酒を飲むことだろうか。バカデカイ家に住むことだろうか。(あったらいいけど)
やはり、「目的とその手段」を履き違えると人生を見失う気がする。
先生や他の運用・証券関係者に聞いても、「金だけじゃできない」って言われる。
先生は結構転職を繰り返した人だ。メーカー→国内最大手証券→国内保険会社運用部→日米合弁運用会社→外資運用会社→北海道の大学の教授→ウチの大学の教授。
どういう意図なんだろ。
たしかに先生は北海道出身だし、奥様も北海道出身なようだ。だけど、莫大な年収を得ていた現役時代に比べたら給与は激減したはずだ。それなのに何故だろうか。大学生に金融教育をしたかったんだろうか。行き着くところまで行ったから引退したのだろうか。
俺はどうなりたいのだろうか。(アナリスト業務をしてみたいのはまったく変わらないし、それ以外の人生を考えられない。しかもアナリストになったからって金持ちになれるもんじゃないことはわかってる)
素直に考えてみたい。
考えたらまた書きたい。