マナー≠躾≒品格について

また爆笑問題の番組を観た。(押切もえ目当てだったが、出演してなかった)
国家の品格」という本を紹介していたのだが、俺は少し疑問に思うところが多かった。
全国の国民に品格に欠けると思う事柄をアンケートしていたのだが、回答のすべてがマナーに欠けるということだった。例を出せば、電車で化粧をすることや地べたに座る、レストランなどで騒ぐ子供に注意しない親などだ。この場合、子供はマナーを守れていない。親は品格がない。これなら分かる。さらに、地べたに座っている人も、倫理を守る人もいると思う。すべての地べたに座る人が社会規範に違反しているとは思わないからだ。
俺の兄貴の子供達2人も大分アホなのだが、まさに上記に書いた感じなのだ。子供がレストランや外出先で騒ごうが何しようが親は半分無関心。周りは迷惑。
この場合は、子供にマナーを教えない親に問題があり、親は対外的に子供をフォローする義務が発生していると考えるのが社会として基本だと思う。躾をしなければならないのは、親自身なのだ。品格に欠けている親こそが、マナーを守らない子供を生産していることに気付かなければならない。
俺はそんな親にはなりなくないし、紳士として子供には育ってもらいたい。
この番組で、あの変な弁護士が面白いことを言っていた。
レディーファーストの意味だ。ドアを開けて先に女性を通すのは、ドアの先が危険かどうかを確かめるために女性を先に通らせる意味が本来あるそうだ。
それが本当なら、何が紳士だ!とか思う。さらにそれにいい気になっている女性は能天気だなと思ってしまった。まぁ男性が謙虚な姿勢を見せることが女性の優位性を高めると取られているようだから、知らなかったら知らないで幸せなんだろうが・・・。
あ、最後に最初に言ったことをまとめるが、マナーを育てるのは躾されている親で、さらに品格を自覚することが日本の社会形成上必要なことなんだろうということ。
子供には罪はない。