高校

高校のとき最も嫌いだった教師が噂で生徒に暴力をふるったという。
この教師は某教育大学出身で4年制にもかかわらず5年いった人だ。
 
教育に暴力、躾・指導と称した暴力はアリなのかと考えた。
暴力を使うということは、言葉で説明できなかった証拠ではなかろうか。
 
ロジックがあれば大抵の人は理解する。
教育機関が行う教育というのは授業というものがあり、
言葉で説明することが主流だ。(もちろん黒板に文字は書いているが)
それが主要な仕事の教育者が暴力を使うというのは、
無能な教育者ということではなかろうか。
 
実をいうとその教師は、俺が在籍していた部活動の顧問であった。
部活では自らのことを「指導者」を称し、思うようにやっていた。
6年間同じポストらしかったが、結局全道でも低レベルな結果で終わっていた。
 
全道に出るだけでもすごいと思うかもしれないが、そんなことはない。
ライバルが1校しかない。しかも実力は向こうの方があるが、
中学で力を発揮したため高校でも続ける人はすくないようで、
モチベーションがないようだった。
 
その顧問が部活の顧問に就任する前の年は全道で金賞を取ったという記録がある。
しかし、その顧問が就任すると銅賞、高くて銀賞、という結果しかない。
(出場した全校に金・銀・銅の賞が必ずつく)
なんの結果も出していないのに「指導者」なんていっている始末。
 
しかも何の責任も取らない・・・。
なんせ指導した実態がないのだ。全体には指導らしき勝手なことはいうが、
個人個人にはなにもいわない。
だが、1人が失敗すると激しく攻め立てる。
「どういう練習をしてるんだ!」とか。
お前はそれを把握していなかったのか?と問いたくなる質問だ。
部活は女子が90%を占めていたので、気が弱くだれも反論しない。
 
おれの2年と少しを返してくれ。無駄だった。